「二重整形をしたいけれど、切るのは怖い」「埋没法なら自然な二重になれる?」「表留めと裏留めは何が違うの?」「自然癒着法って普通の埋没法と違うの?」「何点留めを選べばいい?」「埋没法は取れない?」「腫れは何日?」「周囲にバレたくない」——二重埋没法の相談で、私が診察室でよく受ける質問です。

二重埋没法は「糸でまぶたに二重の折れ込みを作る」手術ですが、糸の通し方・固定する位置・結び目の位置・固定方法によって、仕上がりもダウンタイムも、修正のしやすさも変わります。

この記事では、表留め・裏留め・自然癒着法をすべて行っている私が、それぞれの違いと、自分のまぶたにどの方法が合うのかを考える順番を、診察でお話ししている内容そのままに解説します。

二重埋没法とは

二重まぶたができる仕組み

目を開けるとき、まぶたの奥にある眼瞼挙筋(まぶたを持ち上げる筋肉)の力が、腱膜を通じてまぶたの皮膚側に伝わると、皮膚が折れ込んで「二重のライン」になります。生まれつきの二重は、この皮膚と深部組織の連続性があるかどうかで決まります。解剖学的な研究では、眼輪筋の外側にある筋膜などが、二重形成で固定する部位として検討されています(文献5)。

埋没法では何をしているのか

メスで二重ラインを切開するのではなく、医療用の糸でまぶたの組織を適切な位置に固定し、二重の折れ込みを作ります。皮膚の表面に残るのは針穴程度です。

埋没法と切開法の違い

埋没法 切開法(全切開)
切開 基本的にしない する
ダウンタイム 比較的短い 比較的長い
傷跡 針穴程度 切開線
デザイン変更 比較的しやすい 難しい
修正 比較的しやすい(術式による) 非常に難易度が高い
適応 まぶたの状態による 幅広い(厚いまぶた・奥目など)
持続 個人差あり 長期的な維持を期待しやすい

どちらが優れているという話ではなく、まぶたの状態と希望で選ぶものです。どんな人に全切開を勧めるかは、後の章で書きます。

二重埋没法にはどんな種類があるのか

「埋没法」とひとことで言っても、分類の軸が複数あります。ここを整理しないと、クリニックの説明が比べられません。

分類の軸 選択肢 何が違うか
結び目(糸玉)をどこに置くか 表留め/裏留め 皮膚側か、まぶたの裏側か
どの組織を固定するか 瞼板法/挙筋法 まぶたの軟骨(瞼板)か、挙筋腱膜か
糸の配置 点留め/線留め 点で留めるか、線状に通すか
考え方 自然癒着法 糸による固定に加えて、組織同士の癒着も利用する

大事なのは、「表留め・裏留め」と「瞼板法・挙筋法」は同じ分類ではないということ。「糸玉をどこに置くか」と「どの組織を固定するか」は別の話です。

私の埋没法の方針

先に、私がどうしているかを書いておきます。

なぜそうしているのか——以下、ひとつずつ説明します。

表留めとは

仕組み

糸の結び目(糸玉)を、まぶたの皮膚側に置く方法です。

メリット

デメリット

私の考え

表留めは、抜糸のしやすさという利点はあるものの、ダウンタイム・耐久性の両面で自然癒着法に劣るため、私からお勧めすることはありません。「表留めだから必ず腫れる」「必ず取れる」ということではなく、同じ価格帯でより良い選択肢があるから、という理由です。

裏留めとは

仕組み

糸の結び目を、まぶたの裏側(結膜側)に置く方法です。私が基本形のひとつにしている「裏留めダブル」は、糸2本で留めます。

メリット

デメリット・注意点

自然癒着法とは

普通の埋没法と何が違うのか

「自然癒着法」という名前は、クリニックによって術式の定義が異なります。名称だけで術式を判断しないでください。医学文献では、2021年に「Natural Adhesion Blepharoplasty Technique」として、小さな切開から眼輪筋と挙筋の一部を処理し、連続縫合と組み合わせて癒着を誘導する非切開式の方法が報告されています(文献4)。

考え方

単純に糸だけで二重ラインを固定するのではなく、糸による固定+組織同士の癒着を利用して二重ラインを安定させる、という考え方です。

私の自然癒着法

私が行っている自然癒着法は、1本の糸で6箇所を交差して留めます。

「自然癒着法だから半永久」ではありません

ここは強調しておきます。自然癒着法だから必ず半永久的に取れない、とは言えません。埋没法は切開法と違い、組織や糸の状態、加齢、まぶたの厚み、二重幅などによってラインが変化する可能性があります。「半永久」「一生取れない」という説明は信じないでください。

表留め・裏留め・自然癒着法の比較

表留めダブル 裏留めダブル 裏留めトリプル 自然癒着法
糸 2本・糸玉は表側 2本・糸玉は裏側 3本・糸玉は裏側 1本で6箇所を交差
ダウンタイム 7〜30日 3〜7日 3〜7日 7〜30日
耐久性 自然癒着法に劣る 自然癒着法と同等 高い 裏留めと同等
抜糸 しやすい しにくい(不可のことも) しにくい しやすい
食い込み — 早く綺麗に入る 同左 —
通常価格(税込) 179,300円 272,800円 363,000円 272,800円
私の位置づけ 勧めない 基本形 何回もしたくない人に 基本形

結論として、「どれが一番優れているか」ではなく、「その人のまぶたと希望に何が合うか」です。基本形の2つ(裏留めダブル/自然癒着法)は同じ価格で、ダウンタイムの短さを取るか(裏留め)、抜糸のしやすさ=やり直しやすさを取るか(自然癒着法)の一長一短。だから私は患者さん自身に選んでいただいています。

瞼板法と挙筋法の違い

瞼板法とは

まぶたの裏にある軟骨状の板(瞼板)に糸をかけて固定する方法です。

挙筋法とは

まぶたを持ち上げる筋肉の腱膜(挙筋腱膜)に糸をかけて固定する方法です。私は主に挙筋法で行っています。ご希望があれば瞼板法も可能です。

どちらが取れにくいのか

「瞼板法=取れにくい」「挙筋法=自然」と単純には言えません。固定方法だけでなく、まぶたの厚み・脂肪量・皮膚の余り・二重幅・希望するデザイン・眼瞼下垂の有無・目の開き・過去の手術歴を総合して判断します。

点留めと線留めの違い

点留め・線留めとは

点留めは糸を点で留める方法、線留めは糸を線状に通して固定する方法です。

何点留めがいいのか

「点数が多ければ多いほど良い」ではありません。重要なのは留める数ではなく、糸をどう配置し、どの組織をどう固定するかです。

私は点留めを行っていません。取れやすく腫れやすい一方で、メリットが非常に少ないと考えているからです。

参考までに、2025年に報告された1,000例の後ろ向き研究では、連続埋没法と2点留めを比較したところ、4年間の再手術率は連続法13.4%、2点法26.2%でした(文献3)。ただし、これは特定の術式・施設・患者集団を対象とした研究結果であり、「線留めなら必ず長持ちする」と一般化できるものではありません。

二重のデザイン

末広型・平行型・MIX型

末広型は目頭側で二重の幅が狭く、目尻に向かって広がる形。平行型は目頭から目尻まで幅がほぼ一定の形。MIX型はその中間です。

どれが似合うかをどう決めるか

私は、蒙古ヒダの強さ・目の横幅・眉と目の距離・顔全体のバランスなどを見ながら、「似合う」を大前提に、患者さんの要望と実際の目元で可能な範囲を擦り合わせていきます。

希望どおりに施術できる方もいれば、皮膚の性質や余り具合によって、どうしても希望どおりにはできないこともあります。

「何mmの二重」は、埋没法では意味を持ちません

SNSでは「○mmの二重」という表現をよく見かけますが、埋没法において「何mm」という数字は、まったく当てになりません。

二重切開(全切開)では皮膚を切除するので、その量を測るために「何mmのライン」という数字は非常に重要です。しかし埋没法では、糸で折れ込みを作るだけなので、mmという数字は仕上がりを表しません。「何mmにしますか」ではなく、目を開けた状態・閉じた状態・眉の位置・目の開き・まぶたの厚み・左右差を見て、似合う形を擦り合わせる——それがデザインです。

幅広二重を希望されたとき

幅広二重は、似合う方には私から提案することすらあります。目の開きがいい方や、着色直径14mm以上のカラコンが好きな方は、大きな目元がお好きな方が多いので、幅広が似合うことが多いです。

ただし、幅を広げることで目の開きが悪くなる可能性があると判断したときは、「少し開きが悪くなります」とお伝えすることがあります。そのうえで、基本的には患者さん自身のロールモデル(なりたい目元)を尊重したいと考えています。

平行二重と蒙古ヒダ

平行二重を希望される方は多いのですが、蒙古ヒダが強く張っている方は、そもそも平行二重にすること自体が難しいことがあります。そうした方でも、MIX型(末広と平行の中間)くらいまでならつくれることがあります。

「平行二重にするには目頭切開が必要」という説明をよく見かけますが、目頭切開だけで平行二重になる人はいません。目頭切開は多少の助けにはなりますが、それで平行二重になれるわけではありません。詳しくは目頭切開の記事で書いています。なる人・MIXまでの人・ならない人の分け方と、埋没との順番は目頭切開で平行二重になる?にまとめました。

二重埋没法は取れるのか

なぜ取れるのか

考えられる要因は、糸の固定、組織の状態、まぶたの厚み、脂肪量、皮膚の重さ、二重幅、加齢、摩擦(目をこする習慣)、術式、糸の配置などです。糸がほどける場合と、糸のかかっている組織が切れる場合があります。

何年持つのか

「○年持ちます」とは断定しません。私の実感では、5年以上持つ方がほとんどですが、まぶたの厚み・脂肪量・蒙古ヒダの強さなどによって変わるので、あくまで目安です。流行に合わせて二重幅を変えたい方は、3年に1回ほど幅の調整をされることも多いです。

30年後はどうなりますか

「埋没法 30年後」で調べている方がいます。長い目で見たときの話を書いておきます。

30年という単位で見れば、緩んできて、皮膚に負けると思います。

糸で組織を留めている以上、時間とともに緩みます。それに加えて、加齢でまぶたの皮膚がたるんできます。糸が持ちこたえても、その上に乗る皮膚の重さが変われば、二重のラインは維持できません。

ですから「一度埋没をすれば一生このまま」とは考えないでください。そのときのまぶたの状態に合わせて、かけ直すか、切開に切り替えるかを選ぶことになります。

取れにくい埋没法はあるのか

「絶対に取れない方法」はありません。近年も、連続埋没法の長期成績(文献1)や、埋没糸の長さに関する研究(文献2)が報告されています。

取れやすくなる、もうひとつの原因

まぶたの状態とは別に、設計そのものが原因で取れることがあります。

ひとつは、無理な二重幅で作った場合です。そのまぶたに対して広すぎる幅を糸だけで支えようとすれば、当然もちません。

もうひとつは脂肪です。ROOF(眼輪筋の下の脂肪)や眼窩脂肪が明らかに多い方は、脂肪取りを併用しないと取れやすくなります。厚みを残したまま糸で折り込もうとしても、無理がかかるからです。診察でここを見ずに埋没だけ行えば、何度やっても同じことが起きます。

取れやすい人

たるみが強い人、まぶたの脂肪が多い人、皮膚が厚い人、幅広二重を希望する人、目を強くこする習慣がある人、過去に埋没法が何度も取れている人。ただし「○○な人は必ず取れる」ということではありません。

麻酔について——静脈麻酔でも、最後は起きて確認します

埋没法は通常、笑気麻酔で行います。痛みに弱い方は静脈麻酔(眠っている間に行う麻酔)でも構いません。

ただし、埋没法のデザインは最後に目を開けて確認したいので、静脈麻酔の場合の流れは、麻酔で眠る → 埋没の糸を通す → 麻酔から起こす → 目を開けて確認しながら糸を縛る、となります。途中で一度起きていただくことをご了承いただける方であれば、静脈麻酔を選んでいただけます。

手術当日の流れ

流れそのものは、ほかのクリニックと大きく変わりません。

洗顔していただき、当日にあらためてデザインの話をします。カウンセリングで決めていても、その日の目の状態を見て、もう一度すり合わせます。そのうえで麻酔をして手術に入ります。

手術時間は15分ほどです。

ダウンタイム

目安
裏留め(ダブル・トリプル) 3〜7日
自然癒着法 7〜30日
表留め 7〜30日

腫れ・内出血の経過

腫れのピークは術後2日目です。そこから引いていきます。

目安
出血 手術後2日ほど、にじむことがあります。表留めはまぶたの表面から、裏留めは傷がまぶたの裏側にあるため、血の混じった涙としてにじみます
腫れ おおむね1週間で引いてきます。落ち着くまでは1か月ほど、ラインが安定するまでは数か月みてください
内出血 1〜2週間で消えます。白目に出ることもあり、その場合は2〜3週間ほどです
針穴・傷跡 赤く目立つことがありますが、1〜2か月で分からなくなります
仕上がり 手術からおよそ1〜3か月後です

術後数日は、腫れや内出血のせいで「幅が広い」「食い込みが強い」「左右差がある」「不自然」と感じることがあります。最低1か月は経過を見てください。この時期の見た目は最終的な仕上がりではありません。左右差についても、腫れの引き方が左右で違うため、この時期は実際より目立ちます。

過ごし方のアドバイス

生活制限

裏留めか、表留め・自然癒着法かで、再開の時期が変わります。まぶたの表面に傷があるかどうかの違いです。

裏留め 表留め・自然癒着法
洗顔 当日から可能(目元は1週間こすらない) 当日は目元以外。翌日から可能(1週間は目元を強くこすらない)
メイク 当日から可能 当日・翌日は目元以外。48時間後から目元も可能
シャワー・シャンプー 当日から可能 当日は首から下。翌日から可能(1週間は軽めに)
入浴・運動 1週間後から 1週間後から
コンタクトレンズ 1週間後から(傷がまぶたの裏にあるため) 48時間後から
フェイスマッサージ 1週間後から 1週間後から
まつ毛エクステ・パーマ 1か月後から 1か月後から

二重埋没法はバレるのか

バレやすい原因

二重幅が広すぎる、腫れ、内出血、食い込み、ラインの不自然さ、左右差、糸玉の凹凸。

バレにくい二重にするには

「裏留めならバレない」とは言いません。重要なのは、二重幅・ライン・目の開き・まぶたの厚み・左右差を含めた全体のデザインです。

二重埋没法のメリット・デメリット

メリット

切開を伴わない/ダウンタイムが比較的短い/傷跡が小さい/二重ラインを変更しやすい/必要に応じて抜糸できる(術式による)/初めて二重整形を受ける人にも選択肢になりやすい。

デメリット・リスク

埋没法で起こりうることを、頻度で分けて挙げます。

比較的起きやすいもの

なお、「裏留めはミュラー筋(まぶたを開く補助をする筋肉)を刺激するから危険だ」という説明を見かけます。正確ではありません。表留めでもミュラー筋は刺激されています。表でも裏でも、そこのリスクは同じです。

ごく稀に起きること

糸の露出による結膜・角膜の合併症は医学文献でも報告されています。「目がゴロゴロする」は放置しないでください。

失敗とは

「失敗」をひとまとめにせず、形の問題(左右差・幅が広い・狭い・希望と違う)、機能・組織の問題(糸の露出・感染・しこり・痛み・違和感)、経過の問題(腫れが長い・ラインが薄くなる・消える)に分けて考えます。

二重埋没法の抜糸

抜糸はできるのか

術式によります。表留めと自然癒着法は抜糸しやすく、裏留めは抜糸しにくい(最悪の場合、抜糸できないこともあります)。抜糸の費用は1点につき11,000円(税込)です。

抜糸すれば完全に元に戻るのか

完全に元の状態に戻るとは限りません。糸を抜いても、すでに二重の癖がついていると、戻るまでに時間がかかります。稀に戻らないこともあります。

二重埋没法は何回までできるのか

「3回まで」と断定はしません。基本は3回が目安ですが、過去には7回目の方を担当したこともあり、3回以上も可能です。過去の手術回数だけではなく、組織の状態・糸の位置・瘢痕・まぶたの厚み・希望するデザイン・過去の手術内容を見て判断します。

ただし、研鑽の足りない医師による埋没では、たった1回で組織が大きく傷むこともあります。回数以上に、1回1回の手術の質が大事です。

二重埋没法の修正

修正の種類

二重幅の変更、左右差の修正、幅を狭く・広く、埋没法が取れた、他院の埋没法の修正。他院修正の場合は、元の術式や糸の位置が分からないこともあるため、診察での評価が重要です。

二重埋没法と目頭切開の組み合わせ

私のもとでは、目頭切開を受ける方の8割ほどが、二重のライン調整を同時に受けています。目頭側の見え方が変わると二重ラインとのバランスも変わるためです。とくに初めての二重整形であれば、二重の食い込みはある程度強いほうが美しいと私は考えています。

「平行二重=必ず目頭切開」ではありません。蒙古ヒダや目頭の形、二重幅によって適応が変わります。詳しくは目頭切開の記事へ。

二重埋没法と眼瞼下垂

「二重を作れば目が大きく開く」と単純には言えません。目の開きが悪い、眠そうに見える、額に力を入れて目を開けている——こうした場合は、二重のデザインだけでなく、眼瞼下垂など別の要因も評価する必要があります(当院では切らない眼瞼下垂も扱っています)。

埋没法が向いている人・向いていない可能性がある人

向いている人

切開を避けたい/ダウンタイムを短くしたい/二重ラインを試したい/将来デザインを変更する可能性がある/まぶたの状態が埋没法に適している。

全切開を勧める人

私が全切開(二重切開)を勧めるのは、まぶたが厚い方、奥目の方、埋没を何回やっても満足できない方、傷跡を気にしない方です。ただし全切開は修正が非常に難しく、ダウンタイムも長いため、いわば整形上級者向けの施術です。

部分切開法について

部分切開法は韓国を中心に流行していますが、傷跡は全切開と同じくらい残るにもかかわらず、全切開より取れやすい——いわば悪いところ取りの施術だと私は考えており、当院では勧めていません。

私はこう選んでいます(術式を決める順番)

「先に術式を決める」のではなく、目の状態と希望から術式を逆算します。

1. 希望する二重デザインを決める(似合うを前提に、擦り合わせ)

2. まぶたの厚み・脂肪・皮膚の状態を確認

3. 目の開き・眼瞼下垂の有無を確認

4. 埋没で行けるか、全切開が必要かを判断

5. 埋没なら、裏留め(ダウンタイム短い・抜糸しにくい)か自然癒着法(抜糸しやすい・ダウンタイム長め)かを、本人の優先順位で選んでもらう

6. 何回も受けたくない方はトリプルを検討

料金

公式料金表より(税込)。

メニュー 通常価格 モニター価格
埋没法 裏留めダブル 272,800円 163,680円
埋没法 裏留めトリプル 363,000円 217,800円
自然癒着法 272,800円 163,680円
埋没法 表留めダブル 179,300円 107,580円
埋没法 表留めトリプル 272,800円 163,680円
全切開二重術 440,000円 264,000円
二重埋没法の抜糸(1点につき) 11,000円 6,600円

上記に加えて、麻酔代が別途かかります(笑気麻酔 22,000円/静脈麻酔 55,000円・税込。どちらにするかは患者さんに選んでいただけます)。

お試しプラン(キャンペーン)

裏留めダブル/自然癒着法を 98,000円(税込・保証なし)で受けられる「お試し埋没」のキャンペーンを行っています。通常価格との違いは保証が付かないことです。まず埋没法を試してみたい方向けのプランです。キャンペーンの内容は変更になる場合がありますので、最新の条件はカウンセリングでご確認ください。

モニター価格の適用には条件があります(クリニックの指定する経過観察に通えること、モニター審査を通過すること)。

保証について

通常価格のメニューには保証が付きます(前述の「お試しプラン」には付きません)。埋没法の保証は、内容によって期間が違います。

保証の内容 期間
糸が取れた・ラインが薄くなったときの、同じ幅でのかけ直し 一生涯(片側2回まで)
二重幅の変更 1年
糸を外す 1年

そのほか、目頭切開など目元の手術については、不整や左右差があり医師が必要と判断した場合、1年間は無料で再手術という保証になります。

知っておいていただきたい前提です。

保証の細かい規定は変わることがあります。最終的な条件はカウンセリング時の説明書と同意書をご確認ください。

予約とキャンセルについて

手術枠を確保するため、事前に予約金をお支払いいただきます。予約金は5万円、または手術代金総額の10%のうち高いほうの金額です。

キャンセル・変更のルールは次のとおりです。

時期 キャンセル料
2週間前〜8日前 予約金分
7日前〜2日前 施術の合計料金の30%
前日 50%
当日 100%

予約日の2週間前を過ぎると、予約金がそのままキャンセル料に充当されます(水曜日の予約なら、2週間前の水曜日が境目です)。予約を取り直す場合は、予約金の再支払いが必要になります。最新の内容はクリニックのキャンセルポリシーをご確認ください。

なお、過去に同じ部位の施術を受けたことがある場合は、必ず事前に申告してください。申告がないまま手術中に発覚した場合、別途修正料金が発生します。隠されると術式の選択そのものを誤ります。私にとっては、前にどこで何をされたかが、最も重要な情報のひとつです。

手術当日について

よくある質問

Q. 二重埋没法とは何ですか

糸でまぶたの組織を固定し、二重の折れ込みを作る手術です。切開はせず、傷は針穴程度です。

Q. 表留めと裏留めの違いは

糸の結び目を皮膚側に置くのが表留め、まぶたの裏側に置くのが裏留めです。裏留めはダウンタイムが3〜7日と短く食い込みが早く綺麗に入りますが、抜糸しにくいのが唯一のデメリットです。

Q. 表留めと裏留めはどちらがおすすめですか

私からは表留めを勧めることはありません。基本は裏留めダブルか自然癒着法から選んでいただきます。

Q. 裏留めはバレませんか・安全ですか

「絶対にバレない」「絶対に安全」とは言えません。糸が結膜側に露出した場合のリスクもあります。術者の技術差が出やすい術式でもあります。

Q. 自然癒着法とは何ですか

糸による固定に加えて組織同士の癒着も利用して二重を安定させる方法です。私は1本の糸で6箇所を交差して留めます。

Q. 自然癒着法は半永久的ですか・取れませんか

半永久とは言えません。耐久性は裏留めと同等で、5年以上持つ方がほとんどですが、まぶたの厚みや脂肪量などで変わります。

Q. 瞼板法と挙筋法の違いは

固定する組織の違いです(瞼板か挙筋腱膜か)。私は主に挙筋法で行い、ご希望で瞼板法も可能です。

Q. 点留めと線留めの違いは・何点留めがおすすめですか

私は線留めのみ行っています。点留めは取れやすく腫れやすい一方でメリットが少ないと考えるためです。「点数が多いほど良い」ではなく、糸の配置と固定の仕方が大事です。

Q. 腫れは何日ですか・ダウンタイムは

裏留めは3〜7日、自然癒着法・表留めは7〜30日が目安です。

Q. 痛いですか・静脈麻酔はできますか

通常は笑気麻酔で行います。痛みに弱い方は静脈麻酔も可能ですが、デザインの最終確認のために、糸を通したあと一度起こして、目を開けて確認しながら糸を縛ります。麻酔代は別途(笑気22,000円/静脈55,000円・税込)。

Q. いつからメイク・コンタクトできますか

裏留めなら、洗顔・シャワー・メイクは当日から可能です。まぶたの表面に傷がないためです。ただしコンタクトは1週間後からになります。傷がまぶたの裏側にあるからです。

表留め・自然癒着法は逆で、コンタクトは48時間後から、目元のメイクも48時間後から、洗顔は翌日からになります。手術当日はどの術式でもコンタクトを装着できませんので、帰り用のメガネをお持ちください。

入浴・運動は1週間後から、まつ毛エクステ・パーマは1か月後からです。

Q. 二重幅は何mmがいいですか

埋没法では「何mm」という数字は当てになりません。全切開では皮膚の切除量を測るために重要ですが、埋没法は糸で折れ込みを作るだけなので、mmでは仕上がりを表せません。目の開き・まぶたの厚み・眉との距離・左右差を見て、似合う形を擦り合わせて決めます。

Q. 埋没法は取れますか・何年持ちますか

取れる可能性はあります。5年以上持つ方がほとんどですが、個人差があり断定はしません。

Q. 埋没法の傷跡は残りますか

針穴程度で、通常は目立ちません。

Q. 何回までできますか

基本は3回が目安ですが、それ以上も可能です(過去に7回目の方も担当しました)。回数より1回ごとの手術の質が大事です。

Q. 抜糸はできますか

表留めと自然癒着法は抜糸しやすく、裏留めは抜糸しにくい(できないこともある)です。1点11,000円。

Q. 保証はありますか。取れたらどうなりますか

通常価格のメニューには保証が付きます。糸が取れた・ラインが薄くなった場合の同じ幅でのかけ直しは一生涯(片側2回まで)、二重幅の変更と糸を外すことは1年です。麻酔代・オプション代は別途かかり、手術代の返金は行っていません。再手術は組織が落ち着くのを待つため、手術日から半年以降になります。「お試しプラン」には保証が付きません。

Q. 予約金やキャンセル料はかかりますか

予約金は5万円、または手術代金総額の10%のうち高いほうです。2週間前〜8日前のキャンセルは予約金分、7〜2日前は30%、前日50%、当日100%です。詳しくはクリニックのキャンセルポリシーをご覧ください。

Q. 未成年でも受けられますか

保護者の同意書が必要です。当日にお持ちください。

Q. 安く試せるプランはありますか

裏留めダブル/自然癒着法を98,000円(税込・保証なし)で受けられるお試しプランのキャンペーンを行っています(内容は変更の場合あり)。

Q. 他院の埋没法を修正できますか

できます。元の術式や糸の位置が分からないこともあるため、診察での評価が重要です。

Q. 平行二重にするには目頭切開が必要ですか

目頭切開だけで平行二重になる人はいません。蒙古ヒダが強い方はMIX型までのこともあります。詳しくは目頭切開で平行二重になる?へ。

Q. 埋没法と切開法はどちらがいいですか

まぶたの状態と希望で決まります。まぶたが厚い・奥目・埋没を繰り返しても満足できない・傷跡を気にしない方には全切開を勧めることがありますが、修正が非常に難しく上級者向けです。

Q. まぶたが厚くても埋没法はできますか

できる場合もありますが、厚みが強い方は取れやすく、全切開を勧めることがあります。診察での判断になります。

Q. 男性でも受けられますか

受けられます。デザインの考え方は同じで、「似合う」を前提に擦り合わせます。

まとめ

二重埋没法は、表留め・裏留め・自然癒着法のどれが一番優れているか、という話ではありません。

考える順番は、二重のデザイン → まぶたの厚み・脂肪・皮膚 → 目の開き → 蒙古ヒダ → 希望する仕上がり → 術式。術式に目を合わせるのではなく、目に合わせて術式を選ぶ、ということです。

自分の目元にどの方法が合うのか分からない——それが普通です。その判断のために診察があります。表留め・裏留め・自然癒着法をすべて行っている医師として、目元を見て、希望と擦り合わせながらご提案します。

関連記事

目頭切開と同時に受ける方が多いため、ダウンタイムについては目頭切開のダウンタイムは何日?もあわせてご覧ください。

目元の手術は、術者によって仕上がりが変わります。医師の選び方については目頭切開の名医はどう見分ける?で、症例写真の見方とカウンセリングで聞くべきことを書いています。

参考文献

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2. Lee EI, et al. Quantitative Assessment of Buried Suture Length in Asian Double Eyelid Blepharoplasty. J Craniofac Surg. 2026. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41528301/

3. Okumura K, et al. Comparison of Long-Term Stability Between Continuous and Two-Point Buried Suture Methods in Double Eyelid Surgery: A 4-Year Retrospective Cohort Study of 1000 Cases. Aesthetic Plast Surg. 2025. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40571750/

4. Jung GS, et al. Natural Adhesion Blepharoplasty Technique. J Craniofac Surg. 2021. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33705081/

5. Choi Y, et al. Outer Fascia of Orbicularis Oculi Muscle as an Anchoring Target Tissue in Double Eyelid Surgery. J Craniofac Surg. 2016. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26825740/